競技規則勉強会が6/18 (水)に開催され、初参加の弦巻さんを含む21名が参加しました。今回はウォーミングアップから「主審として遭遇したくない事象」が紹介されました。言い換えますと「DOGSO? or SPA? or ノーファウル?」です。ゴールに向かうオフェンス選手が後方から追いついたディフェンスに後方からトリップされたシーンです。DOGSOの4要素は満たしているようですが、そもそもファウルか? ディフェンスが倒したのか? オフェンスがトリップを誘発したのか? 判定がどちらであってもどちらかのベンチが大声を上げそうです。こんなときこそ冷静に裁いて炎上するベンチを涼しい顔でなだめたいところです。また、ラフプレイで相手の大きなチャンスを妨害したときは、イエローカード(1枚)となりますが、一時的にピッチの外にいた選手が主審の許可なくピッチに入り相手チームの大きなチャンスを妨害したときはイエローカード(2枚、つまり退場)となることも復習し、「退場」絡みの事象が盛りだくさんの勉強会となりました。
そしてもう一つ、4種ではよく見られる、フリーキック時に再開場所に置かれたボールの至近距離に立って再開を遅らせる行為。主審としてやるべきことは、フリーキックのポイントを見ながら争点に移動することと、再開を遅らせる行為があればイエローカードを示すこと。これはすぐ実践できそうです。
今回、多くの参加者を悩ませた、フットボールコンタクトにまつわる事象については、来月も勉強しますので、是非とも参加し、高度な判定基準を自分のものにしましょう。次回は「7/16(水)19:30~」です。
(文責:土橋)
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