競技規則勉強会 2022.4


19:30~21:40@ZOOMオンライン
新年度最初の勉強会に31名の方にご参加いただきました。
まず初めにIFABの訂正から。
「ボールをドロップするときに4m離れていたならば、ボールがグランドに触れたのち、(ボールをドロップした競技者がプレーする前に)相手競技者がボールをプレーしたとしても、主審はプレーを続けさせる。」となりました。
次は日頃の質問です。
フィールド内に伸びている木の枝にボールが当たった場合、ローカルルールで対応か、競技規則通りか?
木に当たった時の試合への影響を考慮しつつ、関係者できちんとコンセンサスを得ることが大切。
*基本的な考え方:木の枝は外的要因であるので、当たったらプレーを止め、ドロップボールでプレーを再開。しかし、当たったことでプレーに影響を与えないのであれば、続ける。
また開始5分でGKがキックをミスしてボールがゴールに向かい、相手FWがそのボールをシュートした時にGKとの接触があり外した場合の対応。
またFK時の距離不足と遅延行為の具体的行為について話し合いました。
その後は映像を見ながらの勉強です。
日本対豪州のオウンゴールの場面、GKに対するファウルがあったのかどうか。
オフサイドディレイがあるようにファウルもディレイして笛を吹くことが重要。得点時にオフェンスのファウルがあったが、すぐに笛を吹いてしまうとその直後に得点となった場合には混乱が生じる。
次は海外の映像です。PKを蹴る選手に対して観客席からレーザーポイントが目に照射されている場面。この場合の主審のとるべき行動について話し合いました。マッチと相談する、中断して観客にやめるよう促す、当該観客を退場させるなど意見が出ました。
主審の管轄はピッチ外にも及び、観客を退場させる権限を持つ。それだけのものを主審は試合時には持っていると再確認しました。
最後は山形対岡山の試合で、バックパスがゴールに入りそうになりGKが手で掻き出した場面。GKはレッドカード(理由は決定機阻止)を提示され試合は間接FKで再開されました。しかしGKの手で掻き出した行為は決定機阻止には当たらずレッドカードにもならないということを確認しました。
今年度も多くの方に参加していただけますよう努めて参ります。
次回は5月18日(水)19:30〜21:30です。
担当:松尾

RAちば(千葉県サッカー審判協会)

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千葉県サッカー審判協会(略称RAちば)は、 審判員相互の親睦を目的として活動しています。

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