2024.06.30 06:12競技規則勉強会2024.6.19 6月勉強会は19日に開催され、28名が参加されました。今回も「日頃の質問」から始まり、いつもながら競技規則の多くのポイントを再認識する機会となりました。まずは次のケースで主審はアドバンテージを認めるかどうかの質問でした。1 GKがゴールキックをしたけれど、うまくけれず、ボールが相手選手に渡りそうになったので、GKが慌ててボールをクリアしたのだけれど、結果的にボールは相手競技者に渡った。2 スローインをしたのだけれど、ファウルスロー(例:片足が上がっていた)。しかし、ボールは相手競技者に渡り、大きなチャンスとなった。さぁ、どうでしょう。正解は「①は認めるが、②は認めない」なのです。ポイントはボールがインプレーになったか。ファウルスローでは、ボールがイン...
2024.05.18 23:52競技規則勉強会2024.5.155月勉強会は15日に開催され、26名が参加されました。日頃の質問です。FKでプレーが再開されるときに規定の距離を守らない場合警告となります(12条)。
2024.05.13 05:47競技規則勉強会2024.4.174月勉強会は17日に開催され、26名が参加されました。最初の話題はU23の試合で日本の選手が肘打ちで退場になった場面を検証。前後の流れも確認した上でそれぞれの見解を出し合いました。その後競技規則に関する4つの質問に対して答える形式の勉強をしました。質問は複雑な事象が複数絡み合った難しい問題でした。dogso、spa、オフサイドなどの事象が起こった時、そのファウルの質と事象を別々に考えることも必要な場合があります。実際に試合中に起こった時どういうジャッジをするのかを念頭に勉強することは大事ですね。その後24/25競技規則改正に進みました。来月は映像での勉強も予定しております。5月は15日の予定です。たくさんの参加お待ちしております。また日頃の質問を募集し...
2024.04.06 11:27競技規則勉強会2024.3.19 3月勉強会は19日に開催され、22名が参加されました。 まずは日頃の質問から。ペナルティーキックが行われボールがGKに弾かれ主審に当たった、ゴールポストに当たりはね返って主審に当たった、ゴールポストからはね返ったボールを他の競技者が触れる前に再度キッカーがボールに触れた場合のそれぞれ主審の取るべき対応は? またAチームにドロップしたボールが強風に流され4メートル離れたところにいたBチームに渡った場合、ドロップボールはやり直しか、そのまま続けさせるか、意見が分かれました。全て競技規則を基に試合は行われるのですが、この規則の存在する意義を理解する大切さを学ぶ事例となりました。 またボールの空気圧について、標高200...
2024.02.23 07:49競技規則勉強会2024.22月の勉強会は、21日(水)に開催され、23名が参加されました。まずは日頃の質問から。GKがペナルティエリアから飛び出てボールを手で扱ったためレフェリ―は笛を吹いてプレーを止めたのだけれど、その後FKをクイックスタートし、結果的に得点となった場合の懲戒措置、またDFが手でペナルティーエリア内で得点を阻止しようとしたが結果得点となったケースについて議論しました。判断の解釈については様々な意見があったものの、「サッカー競技規則の基本的考え方と精神」に基づいて判定することが大切であることが再度確認され、ビデオ上であるものの、参加者みなさんが結果的に適切な判定を下していたのが印象的でした。また斜めに設置されたコーナーフラッグの是非や、映像ではディフレクションに...
2024.01.21 08:42競技規則勉強会2024.11月の勉強会は17日に開催され、22名の方が参加されました。まずは日頃の質問から。同チームの競技者が頭を打ち、一方がすぐに回復し、もう一方が治療を要する場合の主審の取るべき対応は?スムーズなゲーム運びと競技者の安全について競技規則を確認しました。またベッケンバウアーさんをはじめとする名選手たちの活躍について参加者の皆様からご自身の印象などをお話いただきました。貴重な映像集取、披露くださりありがとうございました。次に高校サッカーで話題となりましたロングスローについて各々意見を述べ、ロングか否かに関わらずやはり基本となる競技規則を確認しました。来月はハンド等取り上げる予定です。次回は2月21日(水)を予定しております。たくさんのご参加お待ちしております。
2023.12.22 02:24競技規則勉強会2023.1212月の勉強会は20日に行われ、22名の方が参加されました。まずは日頃の質問から。アドバンテージの巻き戻しとフリーキックを笛で止める場合の判断について。また、WE LEAGUEの事例から、バッティングで頭を負傷して両チーム1人ずつピッチから退出されたときに、片方のチームが負傷した選手を交代させたときの公平性をどのように保つのか、競技規則の適用とレフェリングの観点から様々に議論しました。サッカー競技規則の精神の理解は難しいですが、レフェリングの基本となるのでしっかりと押さえておくことを確認しました。1月の勉強会は17日(水)の予定です。日 時 : 1月17日(水)19:30 - 21:30
2023.11.24 02:49競技規則勉強会2023.1111月勉強会は22日に開催され、30名の方が参加されました。ドロップボールで試合が再開されるケースは様々ですが、審判にボールが当たった場合はどうするのか、映像と競技規則で確認し、さらにドロップボールの進め方についても競技規則を見て勉強しました。次にオフサイドにおけるハーフウェーラインの考え方、オフサイドの歴史、なぜオフサイドのルールがあるのか?(勉強会では度々触れています)など勉強しました。また、第3条に出てくる「部外者」、「外的要因」の定義について競技規則を確認しました。 12月勉強会は20日の予定です。たくさんのご参加お待ちしております。
2023.10.23 02:292023.10競技規則勉強会10月18日の勉強会は28名の方が参加されました。日頃の質問から勉強が始まりました。アドバンテージに関しての質問です。ファウルをされながらもその後シュートまで行けた場合ロールバックするのかは判断が難しいところです。またSPAやDOGSOの判断もファウルの質や選手のポテンシャルを考え判断して行きたいものです。迷った時は競技規則の精神に立ち戻り、活動していきましょう。 PK時のフェイントについても質問がありました。 いろいろなカテゴリーの事例を映像で見て勉強しました。11月は22日(水)、引き続きハンドの事例を勉強する予定です。たくさんのご参加お待ちしております。
2023.09.24 01:02競技規則勉強会2023.99月の競技規則勉強会は20日に開催され、29名の方にご参加いただきました。まず初めに観た映像は海外のもので、大変珍しいケース。GKをかわしたFWが得点を確信してボールをける前にユニホームを脱ぎました。映像ではその競技者に警告が出されていましたが、このパフォーマンスは得点の喜びなのか、用具の不備とされるのか、または反スポか。皆さんから様々なご意見が出ました。またユニホームを脱いでアンダーにスローガンなどが発覚した場合、どこからどのように罰せられるのか、話は広がりました。 次に日頃の質問(画像をご覧ください)。こちらは我々審判員にとって大変身近なアドバンテージについてです。ひとつの試合で何回も起こり得ることで、また特に得点に絡むような場合でははと...
2023.08.26 11:51競技規則勉強会2023.88月の勉強会は23日に開催され、31名の方が参加されました。まずは競技規則テストを数問行い、その後、日頃の質問へ移りました。ひとつめは試合の終わらせ方について。もし終了間際に得点に繋がりそうな展開になったら?終了間際に負けているチームがコーナーキックになったら?それがリーグ戦だったら?ホームチームだったら?など短い時間にさまざま頭に浮かんできます。参加者のみなさんからご自分の試合ではどのようなことを意識しているかなどご意見を伺うことが出来ました。もう一つはハンドについて。最近はVAR介入で判定が変わるなどハンドの判定は本当に難しいものですね。今回の勉強会ではまずおよそ100年前からのハンドの歴史について学び、競技規則12条でハンドについて書かれていると...
2023.07.27 01:50競技規則勉強会2023.7月の勉強会は25日に開催され、29名が参加されました。 日頃の質問が2つ。「スローインの時、膝立ちでも良いのか?」、「監督が交代させるぞと叫んだ場合、どう対処するべきか?」スローインについては、競技規則に「競技のフィールドに面して立つ。」とあります。日本語だけでなく英語やその他言語ではどのような表現なのか?また「わかりやすい競技規則」やQ&Aもチェックし、議論を進めました。監督の不適切な発言についても、様々な発言を文字化し強さの段階を示した資料を見てどのように対処すべきだったのか確認しました。 競技規則テストも行いましたが、ゴールキーパーがバックパスを手でセーブした時の懲戒有無、再開方法について、様々な観点から勉強しました。そして、...