競技規則勉強会2024.6.19

 6月勉強会は19日に開催され、28名が参加されました。
今回も「日頃の質問」から始まり、いつもながら競技規則の多くのポイントを再認識する機会となりました。まずは次のケースで主審はアドバンテージを認めるかどうかの質問でした。
1 GKがゴールキックをしたけれど、うまくけれず、ボールが相手選手に渡りそうになったので、GKが慌ててボールをクリアしたのだけれど、結果的にボールは相手競技者に渡った。
2 スローインをしたのだけれど、ファウルスロー(例:片足が上がっていた)。しかし、ボールは相手競技者に渡り、大きなチャンスとなった。
さぁ、どうでしょう。正解は「①は認めるが、②は認めない」なのです。ポイントはボールがインプレーになったか。ファウルスローでは、ボールがインプレーにならないで相手のスローインになるということを知っていれば難なく答えられる質問でした。「相手のラフプレーで交代枠や交代回数を使い切り、11人未満で戦うというのはアンフェアでは?」という質問には、ラフプレーをしたチームが相手チームに合わせて人数を減らすというルール改正(?)の難点について参加者みなさんで考えました。また、「補聴器をしてのプレーを認めるか?」という質問の答はなかなか見つかりませんでしたが、怪我をした選手がギブスをしてプレーしたいとした場合の参加を認めるか認めないかの判断基準を含め、医療的補助器具等の着用について、様々に議論することができました。
 競技規則に明確に規定されていないテーマがたくさんあることをあらためて思い知らされた今回の勉強会でした。今後もたくさんの質問をお待ちしております。
日 時 : 7月18 日(木) 19:30~21:30 (← 次回は木曜日です。)
場 所 : オンライン(ZOOM)
持 ち 物 : 競技規則、イエローカード、レッドカード

RAちば(千葉県サッカー審判協会)

千葉県サッカー審判協会(略称RAちば)は、 審判員相互の親睦を目的として活動しています。

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